その後、スタバからそくささと戻る。
6時半と7時半の間が仕事からの休憩の友人にカレーを食べさせる約束をしていたので。
ちょっと友人はミリタリーちっくにスケジュールに行動しているワタシにビビッて仕事に戻っていったけど、無事、スケジュールどおりに決行(ちょー、自己満足!)。
7時45分、スタバで(二度目)ラテを買いながら、そくささと向かったのはリンカーン・センター。じゃじゃーん。
現在、去年上演していたMet Operaをスクリーンで上映中。
昨日はシズカ・アラカワがトリノオリンピックで金メダルを取ったことで有名な"Nessun Dorma"のTurandotや、初日はプルシェンコ王子のToscaなんかも上映。
スクリーン前はいすがガーと並べられ大勢が座れるようになってる。
つったって、タダほどこわいもんはない。
早い者勝ちなんて言葉あるけど、どうやったら勝てるんだろうか。勝てたことない。
皆、ん時間も陣取りに命かけてるんだから。
("Shakespeare in the Park"なんか結局観れなかった)
今日の演目は"Aida"。
馬が出てくるわ、
キャストは大勢で、
(これなら奴隷の一人でちょい役で使ってもらえるかも、と希望を持ってみたり)。
でも、何よりも怖かったのが、縄張り争い。
いすに座れなかった人々はセンターのはしで立ち見、あるいは床に座るパターン。
後からそのエリアに踏みこんで立ち見しようなら、皆立ち上がってその人のところに歩いていって、「見えないからすわってちょうだい」とか、「ちょっとそこブロックしないで頂戴!」と大声で言われちゃう。おー、こわ。
オペラよりも、このピリついた縄張り争いに気を取られてしまった。弱肉強食なニューヨーク。
やっとこ、周囲のピリピリも落ち着き、オペラ鑑賞。
案の定、これを持参してよかった。
マイ・ビーチチェアー。
これさえあれば、
多少はドラマフリーまたは弱肉強食な争いから開放され、無料のNYイベントを乗り切ることができる。
例えば、
Central Parkのフィルハーモニーコンサートや、屋外映画とか、
Sheap Meadowで日向ぼっことか・・・。
さらに、
リクライニングできるし、
ドリンクホルダーもついている。
んでもって、
こうやってペタンコにたためて、肩からしょえちゃうのだ。
でっかいポケットにはブランケット在中。
なのでビーチで風が吹いたり、夜のコンサートで寒くても大丈夫なのだ。ムフフ。
帰り際、しょって歩いてたら、後ろから一人のおばちゃんに「あなたスマートね!」と突然話しかけられた。
さらに、「あたしももってるのよ!」との事。
「今日は使わなかったんですか」って聞いたら、
「ブランケット持ってきて床に座ったのよー!明日最後の上映だから持ってこようかしら」とのこと。
「これあればブランケット入るポケットあるし、座ってひざかけられるし、便利ですよ」
「そうよね!」
と、情報交換(?)
帰路へ向かったのでした。